クラジミア | 山添医院

性感染症の種類:クラミジア(Genital chlamydia)

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クラミジアとは

もっとも多い性感染症

クラミジアの感染者の多くは、いくつかの種類があるなかで「クラミジア・トラコマティス」という細菌に感染しています。感染率が高く、さらに症状が出にくいため知らないうちに感染し、感染に気付かずに感染を引き起こしてしまう病気です。

女性の感染者の場合
自覚症状がないため、子宮内膜炎・卵管炎等をひきおこし不妊や流産の原因となります。

男性の感染者の場合
症状は軽いですが尿道に炎症や痛みや痒みをひきおこし、尿道炎や男性不妊等の原因となります。


様々な病状を引き起こす

クラミジアは、性行為により性器粘膜でさまざまな感染を起こします。

  1. 口中に感染..咽頭炎・扁桃腺炎..風邪のような症状
  2. 目の粘膜に感染..結膜炎(トラコーマ)
  3. 母子感染..妊娠時に感染し乳児の呼吸器に感染..クラミジア肺炎

 複数のパートナーがいる・不特定の人との性行為・オーラルセックス・避妊具不使用といった感染リスクの高い性行為により感染してしまう危険が伴います。自覚症状がなくても年に1回の検査を受けられればと思います。

 また、パートナーにも感染している可能性がありますので、パートナーにも検査していただくといいでしょう。感染者は、HIV(エイズ)への感染率が高くなりますので、検査の際はエイズ検査も併せて行う方がいいのではないでしょうか。


性病の種類